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インタビュー
現代に生きる侍 シームレスサービス株式会社 代表取締役社長 櫻井武史
曲がったことが大嫌い、弱い者苛めは許さない、36面体
シームレスサービス株式会社の創業社長、櫻井武史さんは一言で例えるのが難しい。
ただ、彼の人生を明確に貫いているのは「正義」だ。
学生時代
昭和40年生まれの櫻井さんは、小学3年から6年までの3年間、クラス全員から苛められる経験をしたという。語りたがらなかった当時の思い出をやっとのことで聞き出すと、そこには彼らしい理由が潜んでいた。

クラスで苛められていた女の子をめがけて、当時流行っていた玩具のピストルを、10人以上の男子が撃つという場面を見た櫻井さん。もちろん弾はプラスチック、当たっても怪我はしないオモチャだが、狙われた女の子は泣いていたらしい。

櫻井さんには、直接弾を撃った友達だけでなく、それを笑いながら見ていた周囲の男子、止めようともしない女子に対し、抑えられない思いが出てきた。

「気がついたら職員室に駆け込んでいました。先生が止めなきゃもう駄目だって叫びながら・・・。その次の休み時間から、クラス全部が僕を敵対視し始めましたね」

と悪戯っ子のような瞳で笑う。

そこから先は頑なに口を噤んでしまった。筆者に強く印象が残ったのは、この後。

苛めに対して、担任の先生にも親にも、全く相談しなかったそうだ。3年間、学校で誰とも口を利かずに過ごす孤独とそれに耐える強さは、筆者には想像出来ない。

そんなこともあって大学時代まで教員を目指していた櫻井さんだが、進路を変えたキッカケは、教育実習での恩師の言葉だったという。

「教員が生徒に与える影響は大きい。君たちが教壇に立つ前に、どれだけ多くの社会経験をしたか。その経験の有無が、今後の子供たちには重要なんだよ。例えばあそこのクラスにカナダからの留学生がいただろう。彼女と話してみた実習生は居たか?言葉だけじゃなく、文化もお互いに習わないと・・・」

教育実習が終わり、大学卒業時に無事教員免許を取得した櫻井さんは、その年の9月、単身アメリカに渡った。
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